トップに戻る 短歌、川柳、詩、文、言葉を書いていくページ 2018年6月作品 ↑新 ↓古 絶望を味わってしまったあの日希望の味は知らないままで 他人からもらった好きで染められる 閉じられた物語微笑んでいる 世界を潰した壊した破壊した達成感は何もなかった 思い出波のように行ったり来たり 2018年5月作品 フィクションじゃなくてリアルの世界だからわかりやすい人生は無い 薬指消えない傷に口付ける 2018年4月作品 知らない感情を教えてくれてありがとう 無償の愛に抱かれて眠りたい ☆★ 夏 セミたちの合唱で目が覚める朝 外からラジオ体操いちにさんし 冷え切ったお茶飲んで「今日も暑いな」 真夏日帽子被って外に出る 青い海まぼろし見せていつまでも 日に焼けた肌を眺めて微笑んだ ヒグラシが歌ってくれる子守歌 眠れやしない暑ささえも愛しい ☆★ 君の首 椿になって落ちる夢 にわとりの羽根を数えるひよこたち 君のとなり居たい痛いいたいんだ フィクションは平気で殺す人間を 観覧車夢を見させて少しだけ 2018年3月作品 太陽が微笑みかける日を待ち望んでいるたくさんの向日葵 「桜に攫われたい」と呟く君 太陽に葬ってくれ亡骸を勇者にふさわしい墓場だろう 夢の中白ウサギ待つ女の子 現実と空想の境界線を毎日引き直すこどもたち 恋心を利用されたことない人だけ、手を挙げてください ファーストキスは月の上で 2018年2月作品 夢の中初恋を知る幼い子 キスの味思い出すためタバコ吸う 青空は誰のことも抱きしめない 結末はハッピーエンドで たくさんのてるてる坊主泣く深夜 「人間に平等なのは死だけだ」と項垂れる老人を見る空 鳩時計十三回目の鳴き声を待ち焦がれているこどもたち 非日常探すためにドーナツの穴を覗き込む少年少女 真っ青な海に溶けたいと願えど肉体がぷかりと浮かぶだけ 流れ星人々の願いなど気にせずにただただ落ちていくだけ トップに戻る